24-7~脚本家になるまでのストーリー~

とにかくポジティブなシナリオコンクーラー(31♀)の呟き。
毎年テレ朝、ヤンシナは大勝負!TBS、S1などにも挑戦!
夢は...もちろんシナリオライター!!目指しています(*´ω`*)
シナリオコンクールに2014年から多々応募中!
ドラマや映画を分析する日々。
脚本家...本当になりたいなれるのなれるかどうかやるだけだ!笑

【20枚シナリオ】城田さんちのお嫁さん【課題メロドラマ】

こんにちは♡


しばらく前のものになりますが、
課題「メロドラマ」をupしていなかったので、
久しぶりに20枚シナリオupしますね(●´ω`●)


タイトル「城田さんちのお嫁さん」


人 物
城田桃菜(22) 専業主婦
城田秀信(25) 桃菜の夫
城田秀美(54) 桃菜の姑
芳賀江梨香(27)城田の愛人


○城田家・外観
   立派なレンガ調の一軒家。


○同・中
   鼻歌を歌って楽しそうに掃除機をかけ
   ている城田桃菜(22)。
桃菜N「ノブくんに守られるようになってか
 ら、2年」
   吸われているゴミがくるくると回って
   いる掃除機のタンク。
桃菜N「ノブくんは私のだけの王子様だった」
   ゴミが回り続けるタンク。
   掃除機から変な音がして、桃菜、ソフ
   ァの下からピアスを拾う。
   それをゴミ箱に思いっきり投げ捨てる。
   掃除機を止めて、そのピアスの上に、
   タンクの中のゴミを捨てる。
   桃菜、無表情にそれを見つめる。
   城田秀美(54)が顔を出して、
秀美「桃菜さん?そろそろ行くわよ」
   桃菜、笑顔を作って、明るい声で、
桃菜「はい、お母さん」


○タイトル「城田さんちのお嫁さん」


○稽古場・中
   くすんだ赤色の着物を着て、優雅に踊
   っている桃菜。
桃菜N「こんなことしたかったわけじゃない」
   左をちらっと見る桃菜。
   薄い茶色の着物を着て踊る秀美。
桃菜N「いい妻、いい嫁は疲れる」
   笑顔で踊っている桃菜。
桃菜N「それでも頑張れるのは」
   手を優雅に動かす桃菜。
桃菜N「ノブくんのことを愛しているからだ」


○同・外
   外に出る桃菜。雪が降っている。
   手を伸ばす桃菜。手の平で雪が溶ける。
   後ろから秀美が出て来て、
秀美「ああ、寒い。早く帰りましょう」
   早足で歩いて行く秀美。
   桃菜のスマホが鳴る。開く桃菜。
画面「ごめんね(ハートマーク)今日も遅く
 なります(絵文字)母さんと先に飯食べて
 寝ててください(ハートマーク)」
   無表情に返信する桃菜。
画面「分かりました(ハートマーク)いつも
 お仕事お疲れさま(ハートマーク)」
   スマホを閉じる桃菜。
桃菜N「本当に愛し合っているなら、最後に
 ハートマークなんて、必要ない」


○江梨香のアパート・中(夜)
   キスしている城田秀信(25)と芳賀
   江梨香(27)。
   そのまま江梨香を押し倒す城田。
   江梨香、楽しそうに笑って、
江梨香「ノブくん、さっきもしたばっかり」
城田「お前が可愛すぎるから」
   城田、江梨香の胸に顔を埋める。
江梨香「もう奥さんに悪いよ?」
   城田と江梨香、もう一度激しいキス。


○城田家・寝室(同)
   ベッドに横になり、目を瞑っている桃
   菜。城田が入って来て、横のベッドで
   眠る。すぐに寝息を立てる城田。
   目をパッと開ける桃菜。
   城田の指を取り、城田のスマホに翳す。
   スマホを見始める桃菜。
桃菜「っ……」
   桃菜の目から、ぽたっと涙が零れる。


○同・キッチン(朝)
   手の込んだ和食がテーブルの上に置い
   てある。
   パジャマ姿の寝癖頭の城田がダイニ
   ングテーブルに座る。
城田「おっ。今日も朝ごはん、うまそう」
   エプロン姿の桃菜、優しく微笑んで、
桃菜「お母さんに教えてもらったの」
   城田、ご飯を頬張りながら、嬉しそう
   に頷く。
桃菜「お母さんは料理上手で、踊りも上手で、
 本当に素敵な人よね」
   城田、朝食を咀嚼している。
桃菜「そんな素晴らしいお母さんを捨てた、
 お父さんの気が知れないわ」
   城田、表情が少しずつ曇る。
桃菜「あなたはお父さんによく似てらっしゃ
 るって、お母さんが言ってたわよ」
   城田、咀嚼がゆっくりになる。
桃菜「変な部分が遺伝していないといいけど」
   桃菜、にっこり笑って、洗い物をする。
城田「ご、ごちそうさま」
   駆け足で階段を上がる城田。
   桃菜、茶碗を下げて、そこに無表情に
   キッチンハイターをかける。


○同・寝室
   クローゼットからスーツを取り出して、
   慌てて着始める城田。
城田「何なんだ、桃菜のやつ……」
   ネクタイがうまく結べず、投げ捨てて、
   急いで部屋から出て行く城田。


○稽古場・休憩場
   着物を着て談笑している桃菜と秀美と
   生徒たち。
秀美「本当に良いお嫁さんなのよ、桃菜さん
 って」
   桃菜、優雅に手を目の前で振る。
桃菜「そんなこと」
生徒A「息子さんが優秀だからですよお」
   秀美、桃菜、顔を合わせて笑う。
生徒B「東大卒で、一流企業に勤めていらっ
 しゃるなんて、言うことなしじゃない」
生徒A「いいわあ、素敵な嫁、姑の関係で」
   笑顔が貼り付いている桃菜。


○城田の会社・廊下(夕)
   スマホで電話をしている城田。
城田「そう、ごめん。なんか桃菜が勘付いて
 いるみたいで。え?は?別れたくない?い
 や、俺もだけど……」
   若い女が歩いて来て、ちらっと城田を
   見る。城田、微笑んで、手を振る。
   若い女、嬉しそうに歩いて行く。
城田「いや、だから少しの間、会わないよう
 に。え?会いたい?今夜?でも」


○江梨香のアパート・中(夜)
   ベッドの上で並んで横になっている城
   田と江梨香。
   上半身を起こして服を着始める城田。
江梨香「ねえ、ノブくん」
城田「何よ?」
江梨香「私、本気になっちゃったかも」
城田「へ?」
江梨香「明日、奥さんに別れてくださいって言ってくる」
   城田、江梨香の肩を掴んで、
城田「ちょ、ちょ、ちょ、それだけはやめて」
   江梨香、楽しそうに、
江梨香「何で?」
城田「何でって分かるでしょ?これ、遊びだから。
 家庭を壊すことはできないから」
江梨香「ふーん。ノブくんってずるいんだね」
城田「ずるくて結構」
江梨香「奥さんと私、どっちが好き?」
城田「次元が違うから」
江梨香「ねえ、どっち?」
城田「そりゃあ……お前だろ」
   城田、嬉しそうに江梨香のことを押し
   倒す。
江梨香「だって。奥さん、残念だったね」
城田「は?」
   江梨香、スマホを見せる。
   スピーカーで桃菜と通話中になってい
   るスマホ。表情が固くなる城田。
城田「まさか……」
   江梨香、にっこり笑って、
江梨香「最初から、最後まで、全部」
   城田、スマホを奪い取って、泣き声で
城田「も、桃菜?桃菜……」
   通話が切れているスマホ。
   真っ暗な画面。
   スマホを落として、崩れ落ちる城田。


○城田家・中
   鼻歌を歌いながら、掃除機をかけてい
   る桃菜。掃除機から変な音がする。
   100円玉が落ちている。
桃菜「ラッキー」
   ポケットに100円玉を入れる桃菜。
城田「も、桃菜?そろそろ行こうか?」
桃菜「はーい」
   掃除機を止めて、鏡で全身チェックを
   する桃菜。
桃菜N「あれからノブくんは浮気をしなくなり、
 私に優しくなった」
   手をおずおずと差し出す城田。
   その手を笑顔で繋ぐ桃菜。
桃菜N「ノブくんは私だけの王子様に戻った」
桃菜「今日、映画何観る?」
城田「そ、そうだな、ダイ・ハードとか」
   桃菜、無表情で城田を見る。
桃菜「ダイ・ハード?」
城田「い、いや違った。今日から恋愛ものの、
 ほら、何だっけ?やるんだよな?」
桃菜「そう。メロドラマのね。面白そうだよ
 ね。ずっと観たかったんだ」
城田「ど、どういう内容だっけ?」
桃菜「んー。何か男が不倫してて、不倫相手
 とエッチの時の内容が全部妻にスマホで
 筒抜けだったって……」
   顔面蒼白の城田。桃菜、ちらっと城田
   を見て、笑って、
桃菜「嘘だよ」
桃菜N「この王子様をやっぱり私は愛してる」


<終>


最後までお読みくださり、
ありがとうございました♡


明日あとがき書きます(`・ω・´)


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