24-7~脚本家になるまでのストーリー~

とにかくポジティブなシナリオコンクーラー(31♀)の呟き。
毎年テレ朝、ヤンシナは大勝負!TBS、S1などにも挑戦!
夢は...もちろんシナリオライター!!目指しています(*´ω`*)
シナリオコンクールに2014年から多々応募中!
ドラマや映画を分析する日々。
脚本家...本当になりたいなれるのなれるかどうかやるだけだ!笑

【20枚シナリオ】極貧弁護士の逆転勝利【課題弁護士】

おはようございます♡


課題「弁護士」UPしますね(●´ω`●)


タイトル
極貧弁護士の逆転勝利


人物
東ヶ崎連吾(32) 弁護士
篠宮真咲(28)  東ヶ崎の同僚、恋人
小川信治(46)  東ヶ崎の上司
山本総(24)   引っ越し業者
キャバ嬢A
キャバ嬢B

綺麗な女


○ラブホテル・中
   ベッドの上で女と交わっている東ヶ崎
   連吾(32)
   篠宮真咲(28)がドアから勢いよく
   歩いてくる。
   顔を上げる東ヶ崎。微笑む真咲。
   真咲、無表情になり東ヶ崎に平手打ち。
真咲「ざけんじゃないわよ!この浮気野郎!」
東ヶ崎「な、なんで……」
真咲「教えてあげる。あんたの手帳にバカ正
 直に、このホテルの名前と女の名前が書か
 れていたからよ」
   女、煙草を吸い始める。
真咲「それに、あんたのスマホはロックもさ
 れてないから、ラインも見放題。本当に」
   真咲、人差し指を東ヶ崎に突き付けて、
真咲「あんたって、大、大、大馬鹿野郎ね!」
   真咲、早足で部屋から出て行く。
   女、煙草の煙を吐き出す。
   はあ、と深く溜息をつく東ヶ崎。


○東ヶ崎のアパート・外観(夕)
   築何十年の新しくないアパート。


○同・中(同)
   畳の上に座布団を投げる東ヶ崎。
   その上に座って、カップ麺を食べる。
   ちゃぶ台の上には、弁護士バッチ。
   それを手に取って、眺める東ヶ崎。
東ヶ崎N「底辺大学を卒業して、何浪もして、
 ようやくつかんだ夢だった」
   本棚に並んでいるボロボロの参考書。
東ヶ崎N「司法試験にやっと合格して、これ
 から仕事をバリバリして、金持ちに成りあ
 がってやるって思っていた」
   すきま風に震える東ヶ崎。
   押入れの中から、はんてんを取り出し
   て着始める。
東ヶ崎N「ただ、弁護士の数は年々増え、そ
 れに対して、事件の数は10年前と比較す
 ると3分の2に減っているのが現実で」
   こたつの中で、みかんを食べ始める。
東ヶ崎N「事件が減り、俺の仕事も減り、収
 入も減る。年収なんてたったの120万円」
   はあ、と溜息をつく東ヶ崎。
   鏡の中の自分の顔をじっと見つめる。
東ヶ崎「でも、俺って顔面偏差値高いんだよ
 なあ」
   弁護士バッチを手に取り、にやける。


○キャバクラ・外観(夜)
   キラキラのネオンに看板が照らされる。


○同・中(同)
   東ヶ崎のスーツに光る弁護士バッチ。
   それを撫でるように触るキャバ嬢たち。
キャバ嬢A「えー?こんなにかっこいいのに、
 弁護士とかすごくなーい?」
   嬉しそうに笑っている東ヶ崎。
キャバ嬢B「お仕事、大変なのー?」
東ヶ崎「全然。こうして遊びに来れるし?」
キャバ嬢A「とか言って、バリバリ事件を解
 決させてるんでしょー?」
   東ヶ崎、得意げに、
東ヶ崎「そりゃあ、まあね」
キャバ嬢B「ほら、もっと飲んで?」
   ごくごくと喉を鳴らして、酒を飲む東
   ヶ崎。東ヶ崎に寄り添うキャバ嬢たち。


○××弁護士事務所・外観
   レンガ調の築10年程度の建物。


○同・中
   パソコンの前で欠伸をする東ヶ崎。
   無言でお茶を置く、真咲。
東ヶ崎「あ、ありがと」
   真咲、無表情で自分の席に着く。
   小川信治(46)が東ヶ崎の肩に手を
   置いて、
小川「真咲ちゃんのこと、怒らせちゃった?」
東ヶ崎「は、はは。まあ」
小川「だめだよお?君が女たらしなのは皆知
 ってるけど、真咲ちゃんみたいな美人のこ
 と、悲しませちゃ」
   苦笑いする東ヶ崎。
小川「それに、仕事もちゃんとやってよお?」
   小川、ぽんと東ヶ崎の肩を2回叩いて、
   給湯室に向かう。
東ヶ崎「いや、小川さん、だったら俺に仕事
 回してくださ……」
   小川、振り返って、出張っている腹を
   ぽんと2回叩き、
小川「案件自体が少ないから。いやー、事件
 が減って、平和、平和」
   はあ、と溜息をつく東ヶ崎。
   東ヶ崎のパソコンのデスクトップの待
   ち受け画面が弁護士ドラマの主人公。
   東ヶ崎、それをじっと見つめて、溜息。


○道
   東ヶ崎のスーツに弁護士バッチが光る。
   東ヶ崎、綺麗な女に声を掛ける。
東ヶ崎「良かったら、そこで少し話しない?」
   綺麗な女、バッチに目を向ける。
東ヶ崎「そう。僕、弁護士なの。年収も1千
 万円以上あって、付き合って損はないと思
 うよ?」
   東ヶ崎、綺麗な女の肩を抱く。
   その手を払いのける真咲。
   真咲、にっこりと微笑んで、
真咲「この人の言うこと、嘘ですからね。年
 収なんて100万くらいですから」
   綺麗な女、苦笑いして立ち去る。
   東ヶ崎、はあと溜息をついて、
東ヶ崎「100万は嘘だ。あと20万くらい
 はある」
真咲「どっちにしても、あんたそんなにバッ
 チを見せびらかしたいなら、それに見合っ
 た仕事、しなさいよ」
東ヶ崎「仕事がないんだから、仕方ないだろ」
真咲「国選弁護士」
東ヶ崎「国選なんて、儲からないだろ」
真咲「でも私はやりがいを感じている」
東ヶ崎「お前、忙しいのが偉いとか、人助け
 ができて嬉しいとか、思ってるの?」
真咲「じゃあ、何のために資格を取ったの?」


○(イメージ)東ヶ崎の部屋
   暗闇の中、薄暗いライトの下で黙々と
   参考書を読み、鉛筆でラインを引いて
   いる東ヶ崎。


○道
   真咲と東ヶ崎、向かい合っている。
真咲「何のために、弁護士になったの?」
東ヶ崎「何のためって……」
真咲「毎日、毎日勉強ばかりして。睡眠時間
 削って、遊びたいのも我慢して、ようやく
 手に入れた資格だよ?」
東ヶ崎「……」
真咲「私は無駄にしない。儲からなくなって、
 できる限りの仕事を引き受けたい」
   真咲、分厚い書類を両手に抱えながら、
   颯爽と歩いて行く。
   東ヶ崎、中部らりんな手をポケットに
   入れて、書店に入る。


○書店・中
   弁護士の参考書が並んでいるコーナー
   の前に立ち止まる東ヶ崎。
   1冊の本のページをめくる東ヶ崎。
   パタンと閉じて、深く深呼吸。
   本を置いて、書店から早足で出て行く。


○法廷・中
   被告人とアイコンタクトをする東ヶ崎。
   東ヶ崎、立ち上がって、
東ヶ崎「ですから、被告人は無罪だと主張し
 ます」
   座る東ヶ崎。隣には背筋をぴんと伸ば
   して座っている真咲。


○建物・中
   並んで歩いている東ヶ崎と真咲。
真咲「無罪になるかな?」
東ヶ崎「まあ、無罪は無理だから、刑期が少
 しでも短くなれば」
   微笑む真咲。東ヶ崎のスマホが鳴る。
真咲「また女?」
東ヶ崎「いや、仕事依頼」
   早足で歩いて行く東ヶ崎。
   窓の外を見る真咲。桜が咲いている。


○東ヶ崎のアパート・外
   T『数年後』
   引越業者のトラックが止まっている。
   業者が引っ越しの作業をしている。


○同・中
   物が少なくなっている部屋の中。
   本棚に残っていた「女を落とすための
   交渉術」という表紙の本を手に取り、
   ゴミ箱に捨てる。
   隣にあった「最強の弁護士になるには」
   と書かれている表紙の参考書を段ボールに
   そっとしまう。
   山本総(24)が、部屋の入口に来て、
山本「東ヶ崎さーん!新居、どこでしたっけ?」
東ヶ崎「白金の3LDKのマンションです」
山本「いいとこっすね。あれ、もう奥さんは
 住まれているんですよね?」
東ヶ崎「奥さん、か」
山本「いやあ、いいですね。夫婦そろって、
 弁護士!儲かるんでしょうね」
   東ヶ崎、優しく微笑んで、
東ヶ崎「どんな仕事でも、簡単に儲かるなん
 て、そうそうありませんから」
山本「そうですよね。俺も頑張らないとな」
   山本、部屋の中から荷物を運び出す。
   東ヶ崎のスマホが鳴る。
東ヶ崎「はい。え?産まれる?ま、待……」
   玄関から靴下のまま走り出す東ヶ崎。


【完】


夕方、あとがき書きます♡


ここまで読んでくださりまして、
ありがとうございました◡̈*


よろしければどんなことでも良いので、
感想を頂ければ、大変嬉しいです(●´ω`●)


☆*:;;;;;:*☆вуe вуe☆*:;;;;;:*☆


×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。